ご挨拶

ご挨拶

 いま、私ども特別養護老人ホームを取り巻く環境は少子高齢化による社会構造の変化(社会保障費の増加、介護人材の不足など)により大きな転換期を迎えている状況にあります。
特に国は昨年の介護報酬改定時より施設サービスにインセンティブ方式(成果主義)を導入し、今後介護報酬は一律から施設ごとに創意工夫したケアサービスの実施が求められます。また、次の大きな問題が将来的な介護人材の不足であります。国は団塊の世代が75歳のピークを迎える2025年までに全国で約38万人が不足すると推測しており、先般外国人労働者の規制緩和を行ったところであります。このことは私ども施設にとっても今後施設運営の大きなリスクになることから早急の対策が求められます。
このように私どもの事業環境は今後大きく変化し先行きが不透明で、さらに変化のスピードが早いことから次代を予想し次代の出来事にしっかりと対応していかなくてはならないと考えております。
このことを踏まえ、本年はすべての職員が経営方針に一丸となり経営基盤の強化とサービスの質の向上を理解し、経営の資源である人・もの・スキルを従来以上に高めくりのさと独自のサービスの創造と提供に努め「一歩先を目指して」を合言葉に地域から信頼される施設づくりを進めてまいります。
次に、平成31年度の事業推進につきましては昨年作成しました栗山福祉会中期計画=別紙=(平成30年~平成32年)を基本に職員で積み上げた1年目の事業評価を活かし新しい課題に向けて「変える勇気・変わる勇気」をもって取り組んでまいります。
さらに、本年度は彩の建築費償還や自然災害への対応さらに消費税の増税など厳しい経営となることが予想されることから新たに次の重点項目を掲げ経営の安定に取り組んでまいります。
1、収入の確保に向けて   
  ・ショートステイ事業の強化 ・入院者の削減対策
2、災害時に安心できる施設づくりを   
  ・福祉避難所としての機能充実を
3、介護人材の確保に向けて   
  ・外国人受け入れの研究 ・地域の子どもたちへの投資
終わりに、本年度は経営的に厳しい状況が予想されますが、全職員の英知を結集し使命感を持って「利用者ファースト」を基本に事業を推進してまいります。

平成31年4月1日
栗山福祉会理事長   梅津 弥須治
くりのさと・彩施設長 吉田 義人